#3バランスセラピーのすすめ

前回は、
自然性の適用、リラクセーションについて、
そして、そのための幸せな生理を作り出す「ホメオストレッチ」についてお伝えしました。

私も過緊張タイプなのでわかるのですが、

無意識に奥歯を噛み締めているような状態で

「リラックスしてください」
とどんなにさわかな声で言われても

「……」

「肩の力を抜いて、呼吸を楽にして」

「……」

もちろん心がけることはできます。

でも、できないのです。


大切なのは、

奥歯を噛み締めない身体の状態にすること


例えば、うつとは、
ストレスに耐えきれなかったことによる心身反応のひとつです。

脳の機能が、適応の限界を超えてしまったことが直接の原因


言い換えれば、


脳の疲労が「うつの正体」と言えます。

その他の症状についてもそうですが、
では、

脳疲労

はどうやって解消すればよいでしょうか?
がんばるだけではうまくいかない

よく耳にするのは、
「がんばることをやめましょう」
とか
「気持ちを楽に」とかですよね。

でも、頑張っている人にとって、

がんばることをやめることすら、

がんばらないといけない


という状態になっていたりするのです。

その状態をひっくるめて、
脳疲労を解消していく。


先にも触れたように、
奥歯を噛み締めない体の状態にして、

体の緊張を解いて、

ゆるんで初めて、前向きな考え方ができる


【余地】がうまれる


のです。

この余地、スペースが生まれて
また違った景色が見えることが
本当に大切だなぁと、
日頃、ケアをさせていただいて思いますし、
その方にふっと生まれた「余地」を感じ取れると心からよかったなぁと、自身もまたゆるめるのです。

これについては、
家族の入院中の実体験に詳しいので、よければ下記に飛んでみてください。



身体からアプローチして、心を癒す


これが、リラクセーションの方法である
ホメオストレッチ(筋肉応用覚醒伸展法)の原理なのです。

少し具体的に言えば、
抗重力筋に適度な刺激を与えることによって、脳をリラックスさせる動きです。

私は、ホメオストレッチのことを

寝てるだけ瞑想

と呼んでいますが、

毎日の生活がストレスだらけの人にも、短い時間でリラクセーション状態を取り戻すことができる画期的な方法なのです。

休息ラボ

脳の疲れと毒素、引き算の健康法で、本身(心)回帰。蘇生力を呼び覚まし、健康自立に向けて併走します。

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